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パブリックサブネットを持たないWeb配信基盤の現在地 — CloudFront VPCオリジンの仕組みと2026/7/16障害を解説します
2026年7月16日のCloudFront障害で影響を受けたのは、VPCオリジンを使っていたサイトだけでした。DevelopersIOもその一つです。ではなぜ、これらのサイトはVPCオリジンを採用していたのか。 2025年12月にDevelopersIO基盤をこの構成へ移行し、JAWS DAYS 2026でも紹介しました。本セッションでは、パブリックサブネットを持たないWeb配信基盤とは何か、なぜそこへ向かうのかを整理します。ALBをプライベートサブネットに置いたままCloudFrontを単一の入口にできるため、公開エンドポイントを守るWAFもPublic IPv4課金も不要になり、ネットワーク固定費は半分以下になりました。 VPCオリジンとは、CloudFrontからオリジンへの接続経路そのものをAWSに預ける機能です。この区間の可視性と制御は利用者側にありません。 そのうえで7/16の障害を読み解きます。SHD最終報告が示した原因、自社ログの分単位の推移、影響がVPCオリジン利用者に限定された理由。フェイルオーバーとタイムアウトの考慮漏れにも触れます。
